駆け抜けて、お盆

休日ってのは過ぎ去るのが早いもんです。
ということでお盆休みの二日目、八月の十五日お昼になりました。十三日が仕事だったもんできのうから休んできょうあしたと三連休のツツミヤスアキでございます。よろしく。

まぁそんなこんなでね、コロナウイルス感染症が全世界を席巻しているなかでのお盆休暇なんだけれども。一時は実家に行くのもどうかと考えてやめたほうがいいのかとも思ったんだけど一応はね向こうの家族に了解を得て墓参りと短時間での仏前参りをしようということで超速での実家帰省をしてきたわけなんだよね。もちろんマスク着用・手指消毒・三密を避けてのうえで行動してまいりました。

朝早く出てまず向かった先は新潟中央IC。一般道で行ってもいいんだけど疲れる。長いからね。高速でぱぱっと向かいたいからまぁ黒崎PAに寄って朝ごはん。ひさしぶりにモスバーガーで軽めのごはんでした。

さてと。とりあえず朝ごはんは済みました。一路実家へ向かうわけなんだけど、なにせ時間がまだ早い。ただいろいろ考えるよりもいったん三条燕ICへ降りてからだなとアタリを付けて。そして現地に着いてもまだ9時前。地元のスーパーで盆花すら買えない時間帯なもんで、そうなりゃあせっかく来たんだいつも寄っていくとこへ行っていつものことを楽しめばいい。あたしら家族が三条・下田に来た際に必ずいく場所、そりゃもう隣町の栃尾しかないいだよねぇ。栃尾に行って栃尾の豆腐屋に行ってあぶらげを食う。豆腐を買う。たったこれだけのことなんだけどそれが楽しい。子どもには「ばあちゃんちまだ着かないの?」と何度もぶつくさ言われようとももうここまで来たなら寄らないほうが後悔するってもん。さっそく一軒目は星長豆腐店。半端な切れ端しだけを一丁ぶんの容器に入れた「切り出し」が目当ても残念ながらショーケースには無し。目線を変えて見つけたのはあぶらげの切り出し。半端なあぶらげを集めて袋詰めにしてある。これはなんにでも使えそうってことで即カートイン。あとは定番の豆腐一丁とおぼろプリン黒蜜ソースを一つずつ買って退店。次に向かったのはカミさんにも言ってなかった佐野豆腐店。ご家族できりもりしてるむかしながらの豆腐店という感じがしてとても好感度が良かった。星長さんでは揚げたてあぶらげは食べていないし食べたこともないんだけど、ここの佐野さんのは初訪問だし超絶興味があるので家族三人であぶらげ二枚を注文。ほどなくできあがったあぶらげは一口大に切ってくれて爪楊枝を刺してくれている。薬味はなく出汁醤油がタラっと回しかかっていただけのとってもシンプルなスタイルだった。すかさずカミさんが唸った。「・・・うまいっ!!!」さらに唸った。「豆の味が濃いっ!!!」いや本当にその通り。佐野さん初訪にして初試食は大満足。子どもの箸も、いや、爪楊枝もすすむすすむ!佐野さんは店頭におぼろ豆腐が置いてあってこれ普通に売ってくれるんだろうとは思ったけど前の星長さんで自宅用のおみやげは買ったので佐野さんでのテイクアウトは次回に持ち越し。しかしながらこれはねぇとてもとても貴重な新規開拓でした。栃尾の豆腐店めぐり最後は越後栃尾本舗。ここは何度もおじゃましてて揚げたてのあぶらげを食べてる。今回の超速帰省では栃尾トリップ自体あきらめようとも思ったけど先の二軒、星長さん佐野さんとくればこの越後栃尾本舗もはずすことはできなかったんですね。ということで、超速で周った栃尾豆腐店三店舗は満足のうちに終了しました。

さてと。実家のある旧下田地区に向かいます。
実家に寄るまえに墓参りを済ませました。それから実家に着き仏様に線香をあげました。たまたまウチにいた母と談笑し互いにの近況報告を済ませ、自粛期間中に予約した来春から小学校に通う息子のランドセルを背負った画像も見せることができ超時短ではあるけれどお盆の帰省はこれで終わりになりました。帰り道に運良く弟とすれ違い、双方道端に車を停めてほんの一瞬だけでも互いの近況を報告しあい健康無事を確認できたことに安堵したわけです。

さあ、新潟に戻ります。この時点でまだ十四日の午前11時すぎ!という時間帯。行動履歴がとても目まぐるしいものの早く出かけたおかげで時間はじゅうぶんにある。朝ごはんと午前のおやつはもう消化してるだろうか?いや、完全に消化していなくても昼ごはんが入るだけの許容範囲は家族3人とも確保されているはず。超速で帰省し超速で戻るまえに、どうしても超速で寄りたい場所・・・もちろんそれは三条の中華亭しかないんですわな。現場に到着したのが午前11時40分頃だったかな、もう店は開店していて満席のうえ外には数人の待ち列が。それでもほどなくしてちらほらと退店していくお客さんたち。われわれもさほど待たずに入店・着席。注文したのは家族3人で中華大油大盛りをふたつ。中華亭のド定番である中華、その中華を大盛りにし上質の背脂をたっぷり降ってもらいテーブルに届いた。やっぱり何度食べてもおいしかった。何度食べてもまたすぐに食べたくなった。そういうところが中華亭でそういう味が中華亭の味なんだ。心身ともに満足したわが家3人がこのあとすることはウチに帰るだけ。行きと同様に高速でビューンと帰ってきました。

この状況下、おちついてゆっくりと過ごせる場所はもう自宅しかないのかもしれないね。それでもあれやこれやを注意し気がつくことをちゃんとしていれば行動できないことはないんだけれども。それでも妻と息子を連れて超速であれ帰省できたことは正直に良かった。そしてホッとした。安堵できた。そういうことでほんのすこしのエピソードのしめくくりはInstagramにあげた中華亭中華大油大盛りの画像リンクを貼って終わりです。よかったら見にきてください。それではまた。



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