2013.3.22.1:32 think

移住を考えてる。

突拍子もないことかも知れないけれど実は可能性としてある。実はというか、現在進行形で検討中なんだ。とは言っても、あてはあるの?もう決まってるの?これから探すの?普通ならそうだよね。あてがないわけじゃない。はっきり言えばある。長崎という土地だ。

連れの御両親は既に他界している。唯一の肉親であるお兄さんは東京で暮らしている。件の土地との関係はというと、連れの伯父夫妻が当地に居るからだ。そして連れの御両親のお墓もまた長崎にある。自分の知る中で連れは昨年2度長崎に飛んでいる。無論、御両親が眠るお墓参りもそうなのだが伯父夫妻との関わりもじゅうぶんに大切にしているからだ。

連れが言うにはお兄さんのことは心配ないのだそう。この一文で片付けてしまうには自分にとって若干お兄さんの情報が少ないのだが、長崎の伯父夫妻についても連れがどうしてもふたりを心配してるんだと特に話したわけでもない。じゃあどうして移住が結びついてくるのか。それは自分がそうしたいと思っているからだ。それに連れも同じことを思っているからだ。もしも連れの伯父夫妻がいる長崎で一緒に暮らせたならば、自分たちにとってはもう終のすみかにしてもいいんじゃないのかと。ただ、お兄さんとは離れたままになるがその代わり御両親のお墓の側で伯父夫妻と一緒にいられる。自分の実家も弟が継いで守ってくれてる。こちらも心配することはない。そう考えるとお互い何も難しいことをやろうとしてるんじゃない、自然にそういう方向へ進んでもいいじゃないかと。

つい先日ふたりでこの話をした。すぐに行くとか行かないとかは別として、でも数年先ではなく数ヶ月のあいだにと考えてる。自分も連れもフットワークの軽さはお互いに認めあってる。なにせ決断が速いから。だから一緒に暮らしてるのもうなずける。長崎は自分にとっては全く知らない土地だけれど連れにとっては伯父夫妻が居て御両親が眠る場所。ここよりはもっともっと暖かいだろうから、いま以上にゆっくりと、のんびり暮らしていけることを想像している。

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